2021/11/12

大手モールの商品画像ルールの違いと写真加工の重要性

ネットショップで物を売るには、写真が大事です。
直接商品を目で見て・触って・判断することができないネットショップは商品写真が重要になります。 商品写真1つで売上が桁違いに変わります。 とは言え、プロのカメラマンのようにきれいな写真を撮ろうと思うとカメラ&技術が必要になりますし、大手ネットモールでは商品写真にルールがあり、それはモールによって違います。
例えば、3大モールでも大きく分かれ、下記のようにルールが決められています。

楽天市場

テキスト要素 商品画像内に配置するテキスト要素の占有率は20%以下
(テキスト要素に含まれる表現 例)
(1)ロゴ(商品・ブランド・企業)
(2)商品名
(3)商品のスペック情報や特徴
画像表現 枠線なし
背景 商品背景もしくは単色白背景
・写真背景の定義:商品と一緒に撮影された背景
・単色白背景の定義:カラーコード #FFFFFF(R255, G255, B255)
サイズ 画像1ファイルあたりの重さ:2MBまで
画像1ファイルあたりのサイズ:横3840ピクセル×縦3840ピクセルまで

PayPayモール

テキスト要素 商品画像内に配置するテキスト要素の占有率は20%以下
(テキスト要素に含まれる表現 例)
(1)ブランドロゴ、企業ロゴ、メーカーロゴ
(2)商品のスペック情報や特徴
(3)画像クレジット
(4)『No Image』の文字、イラスト
(5)商品が掲載されていない関連画像
(6)商品以外のイラスト
(7)カラーバリエーション、色見本のサムネイル
※PayPayモールは商品名はNG
画像表現 枠線なし
背景 商品背景もしくは単色白背景
・写真背景の定義:商品と一緒に撮影された背景
・単色白背景の定義:カラーコード #FFFFFF(R255, G255, B255)
サイズ 商品画像 : 幅1,200ピクセル×高さ1,200ピクセル
追加画像 : 幅1,250ピクセル×高さ1,250ピクセル
容量制限 : 商品画像が【2MB】、追加画像が【500KB】

amazon

テキスト要素 テキスト禁止
画像表現 画像の85%以上を商品が占める必要があります。
背景 単色白背景:カラーコード #FFFFFF(R255, G255, B255)
サイズ 推奨:長辺が1600ピクセル以上
ズーム可能最小サイズ:1000ピクセル
サイト最小サイズ:500ピクセル
※長辺が10,000ピクセルを超えないようにしてください。

※各モール情報は2021/6/30現在のもの

すべてのモールに1枚で対応しようとすると4つの条件を満たせば最低限クリア出来ます。
1:白背景
2:文字なし
3:1000px以上の正方形サイズ
4:2MB以下

下の例では写真をいくつかの加工をいれてみました。

▼元写真のまま白い紙の上で写真を撮ってもグレーっぽくなります。 商品イメージ
▼白背景に加工背景を白背景に加工 商品イメージ
▼文字入れ加工楽天市場などで使用できるように文字やロゴを入れた場合 商品イメージ
▼文字入れ&イメージ加工イメージ写真と文字入れ加工した場合 商品イメージ

どうでしょうか?

手間はもちろんかかりますが、加工すればするほどイメージが伝わり購入したくなりませんか?

より商品を販売する為には、必要最低限の1枚よりイメージ写真・複数のディテール写真などより商品の詳細がわかる写真など複数枚を掲載するのがおすすめです。自分で購入する立場の時には色々な写真があったほうが購入しますよね。

商品アピールには商品画像がとても重要です。 ネットショップの商品画像は言わば、レストランのメニューです。 文字だけで書いてあるメニューより実物の商品が載っているメニューのほうがイメージが付きますよね。 購入者に「おいしそう」や「お得!」をイメージさせることが販売数UPに重要です。 まずは出来る範囲でもかまいませんので写真の加工で差別化していきましょう!