上のグラフは経済産業省が令和3年7月30日に発表した日本のBtoCのEC化率のグラフです。 このグラフから、2020年における日本のBtoC(物販系分野)のEC化率は全体で8.08%と新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、巣ごもり消費の影響で大幅に拡大しました。
EC化率とは・・・・すべての商取引金額(商取引市場規模)に対するEC市場規模の割合です。店頭(オフライン)やオンライン・電話・FAX・対面販売等も含めた、すべての商取引金額のうち、電子商取引が占める割合のことです。 その産業でどれだけEC(インターネット通販)が利用されているかを表す指標となっています。
日本全体のBtoCでのEC化率はコロナウイルスの感染拡大で巣ごもり需要が増え、大きく影響しても8.08%とまだまだ一桁台で、伸びしろがあります。
ジャンル別のEC市場規模で見ると食品、飲料、酒類のジャンルは2兆2000億の大きな市場ですが、同等市場規模の生活家電市場や生活雑貨、インテリア市場と比較すると、EC化率は桁違いに低いです。 商材の違いももちろんあると思いますが、私はまだまだ食品・飲料のEC市場は未開拓の市場だと感じております。
コロナ禍でインターネットショップの需要が増え、現在は追い風になっており、今後の食品、飲料、酒類のEC市場は注目の市場となっています。
EC市場への販路拡大の方法とは?
自社でネットショップを立ち上げ販売する
自社でサイトの立ち上げからサイト構築、商品登録、販売、顧客対応、在庫管理など全てを行う必要があります。ECマーケティングの経験スタッフを雇うなどが必要です。自社で行うため、メリットもありますが、リスク・ハードルは高いと考えます。
ECで販売している企業へ営業
仕入れ先としてECショップで物販をしている企業様へ営業をかける。営業の人件費と獲得率が合えば新規の仕入れ先を自社で確保できます。大口案件がすぐに取れれば問題ないですが、全国的に企業様へ営業を行うのはコストもかかり、難しそうです。 また、新規の企業との契約になり、未払いリスクなども重要なポイントとして確認が必要です。
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(※1)令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)から引用